Tea Timeのメモ

コロ暮らしで家にいることが増えた。

今まで続けてみることがなかった海外のテレビドラマや、みてなかった映画などを観る時間が増えた。

家にいると、ドリンクってたくさん種類があると楽しいことに遅ればせながら気づいた。

貴族だったら本格的な香りや味わいを楽しむんだろうけど、どこにでもあるノードみたいな私はさっと容易できて気分転換できるものを揃えつつある。

そろそろメニューを作ろうかなと思うけど、メニューは時間の経過とともに改訂をするだろうから、やめたのもふくめて眺められるような自分用のカタログをここにつくってみる。

おいしいものはストックされるだろうから、どちらかというともう好みでないものを買わないためのカタログかもしれない。

でも、少しずつしか作らない。1種類でおわるかも。

 

Celestial Herbal Tea Caffeine free

・Raspberry Zinger: hibiscus, rosehips, roasted chicory, orange peel, blackberry leaves, natural raspbery flavor with oter natural flavors, raspberries and raspberry leaves

 ベリー好きなんだけど、ほとんどハイビスカスとローズヒップの味。すこしラズベリー感あるかな…。ポンパドールのローズヒップでいいような気がする。もう買わないかも。zingerであって、ジンジャーは入ってない。

 

・Country Peach Passion: orange peel, rosehip, hawthorn, camomile, natural peach flavor with other natural flavors, blackberry  leaves, hibiscus. peaches, citric acid and paprica(color)

 人工のピーチの香りかと思ったら、成分をみるとナチュラルフレーバーらしい。ほんとかな?人工でないなら、ピーチの香りがしっかりあって、味もおいしい。

 

・Wildberry Zinger: hibiscus, rosehips, roasted chicory, orange peel, blackberry leaves, natural flavors of black raspberries, strawberries, blueberries, red raspberries, cranberries and cherry with oter natural flavors and citric acid

 

以下はだらだら妄想:

ところで、こんなコロ暮らしになると都市に暮らすメリットが減る。

カフェもイベントも仕事も出向いて行かないほうがいい、集まらないほうがいいんだから。

交流が多いほど文化文明は発達してきたし、疫病が流行れば消えた文明になるとこなんだけど、いまはネットもあるので、今までなかったタイプの文明が急速に発達するかな。

都市が機能してる前提で住居も選んだけれど、コロ暮らしがますますデフォになってくようなので、ワーケーションをすすめていくべきだよなぁ。作物もちょいちょい育てながら、かわいい牛・馬・鶏・羊・山羊・犬あたり飼いたい。(豚は捨てるとこなしで優れてるらしいので、豚も入れようか。)農業畜産は片手間じゃできないんだろうから、こういうのやりだすとコミューンや村ってなるけど、ドローンやロボット使うとなると遠くにいる人から技術やものを買い定期メンテも要るので、グローバルなネットワークありきのドメスティックにはゆるい共同体になるんだろうか。

 

渡辺美里 "Lovin' You"

長らく聞いてなかった渡辺美里にサブスクによってたどり着き聞いている。

私の好きな渡辺美里のアルバムは1枚目と2枚目。

岡村靖幸小室哲哉の提供した曲がいくつもある。

レコードやCD全盛期の80年代はSONYの中でもCBSとEpicが競りながら作品を出してたとかきいたけど、松田聖子とかにしろ初期は日本の良質アーティストをかき集めて作ってるんだなぁ。で、アルバムLovin' Youは自信作だろうなぁ。

SONYはのちのワンパターンというか似たようなJソウルBM(?)風な音が耳につくのが残念な気もする。

「雨よ降らないで」はTM networkSelf Controlみたいな小室哲哉のテクノミニマルぽい。のちの小室ファミリーと呼ばれるグループでも聞きかじったことがありそうな音。

 

Diana RossやThe Supreamsの影響を受けているといっていたのは、2枚組アルバムの”Lovin' You”のことだったかな。Janisの名前も出てた気がする。曲名も50~60年代アメリカぽいのが多い。”Lovin' You”はそのままMinnie Ripertonだし、”悲しき願い”は曲名もだけどイントロがDiana Rossの"Stop in the name of love"とかかな?戦後以降、進駐軍、米軍キャンプが目線の先にある日本のポップスの一貫した流れのようなものだろうか。(日本のポップスはどれもこれも欧米のコピーだと思うと、やや悲しくなるときもある。『菊と刀』の研究でだって、恐れられた昼間洋服きてんのに、夜は浴衣や作務衣や着物の日本人なんだし、電化製品だってなんだってそうなのでしゃあないか。)

 

あと、彼女はよく洋楽を聞いて歌っておられたのか、耳がいいから歌がうまいからなのか日本人過ぎる英語じゃないように思った。

渡辺美里は爽やかで力強く現世的、ユーミンのような時空を越えた前世も来世もえんえん呪いますみたいな女性性は無く、オカン的ソウルあったかみ。

どろどろした恋愛をしている女子には物足りないかもしれない。

この現世的恋愛女子詩の世界はドリカムが受け継いでいく。


作曲が小室でも岡村でもない木根さんの「言い出せないまま」は、地味曲にみえてけっこうはまる。

…と思ったら、岡村も同様コメントしてたのと、作曲者一覧もあるのでリンク。

spice.eplus.jp

 

岡村靖幸のLovin' Youがよかった。


岡村靖幸 Lovin' you

 

Lovin' you -30th Anniversary Edition-

Lovin' you -30th Anniversary Edition-

  • アーティスト:渡辺 美里
  • 発売日: 2016/11/30
  • メディア: CD
 

 

eyes -30th Anniversary Edition-

eyes -30th Anniversary Edition-

  • アーティスト:渡辺 美里
  • 発売日: 2015/12/16
  • メディア: CD
 

 

Herbie Hancock "Speak Like A Child"

昔、仕事が終わるのはだいたい深夜。

山の手線の最終午前1時半ごろ、大行列の駅前タクシー乗り場に並ぶぐらいなら、と歩いて家へ帰ることもときどきあった。

休みの日は、コーヒーを淹れて、ランチのデリバリーをとって、グリーンに囲まれ、好きな音楽をかけたりして、のんびりとした時間を過ごした。

いまでもジャズを聴くと、静かな部屋に響いて満ちるピアノの音と、あのころの気楽さとさみしさ、陽光の明るさ、がよみがえることがある。

ジャズを聴いてる間に、ふと目が覚めて、本当はあの部屋でうたたねしていただけで、今の暮らしが夢だったらどうしよう、と一瞬想像しただけでぞっとした。小さな自転車に乗って並木道を出かける、あのときの暮らしは楽しくて好きだったけど、もう戻りたくはない。仕事だらけの気ままな生活は十分やりきった。運命の輪の小さな突起をぎりぎり渡りながら、ここまでやってきた。

Herbie Hancockのアルバム"Speak Like A Child"は何度聴いたかわからない。ロマンチックなアルバムジャケットと、表題曲がすごく好きだった。

Speak Like a Child by HERBIE HANCOCK (2015-09-30)
 

 

Art of Noise "Ambient Collection"

高校時代は初夏の晴れた空みたいだった。

悩みが無かったというか、なんだか解脱したような時期だった。

大して深く考えない時期が必要だった。

 

般若心経を唱え、瞑想をし、工作舎やらの本に読みふけり、

クーラーのきいた部屋で、クーラーのきれた部屋で、Art of Noiseの"Amibient Collection"を流して身に染みわたらせていた。雨、雷の音、そして太陽のないくらやみの空間。よあけはどこか。

 

11曲目の"Robinson Crusoe"が大好きだった。

南のしま、無人島にたったひとり感を想像してみて、うっとりしてみたのだった。

考えてる私の身体はベッドの上の布団にしずんでるだけなのに。

 
このアルバムに収められている曲を思い出すと、15歳とか16歳の研ぎ澄まされ、透明だった空気がすうっと流れたようだったので、わざわざIDを作成し、ここにつらつらと打っている次第である。

 

ついぞ誰にもこんなこと話すこともなく、年をとった。

というのも、このアルバムがいかに素晴らしいか!という事を説明する言葉を私は持ち合わせていなかったからだ。

 

これ、AmazonPrimeの聴きホーダイに入ってるんだね。
知らなかったよ。

無人島ブログにて

かしこ

Ambient Collection

Ambient Collection